日ハムにポスティングシステムで移籍してきた王柏融(ワンボーロン)選手。
正直、2021年は入団から3年目ですが、これまでの成績は全く期待外れの状態です。
本国の台湾では、打率4割超えを2度達成や三冠王にも輝いているスーパースターなんですが日本プロ野球界では、なぜ打てないのか?
今回は、日ハム王柏融(ワンボーロン)選手が助っ人外国人として来日してから、なぜ打てないのか、現在の成績はどうなのか?詳しく紹介します。
日ハム王選手の期待外れ感がハンパない
王柏融神
#lovefighters pic.twitter.com/RxDAppMwQ1— ポリーG@ハムハム (@akbgundam) May 25, 2021
日ハムの王選手は、台湾プロ野球のLamigoモンキーズ時代の成績と比べると現在の成績は、あまりにも期待外れ感があります。
Lamigoモンキーズ時代は、入団から4年間の間に数々の記録を塗り替えました。
2016年は、球界初の打率4割超えとなる打率.414を記録。
4割って歴史の長い日本プロ野球でもまだ誰も達成できてない数字ですからね。
しかも王柏融(ワンボーロン)選手は、それを2年連続でやってのけました。
さらに2017年は、アベレージだけじゃなく本塁打も打点もリーグ最高となり三冠王を獲得と台湾ではライバル無し状態でした。
・打率4割超え2回
・三冠王獲得
それをしってる台湾のファンや日本のファンも現在の成績には期待外れがハンパないと思います。
台湾時代には、日本球界だけじゃなくメジャーからも視察に訪れるほど王柏融(ワンボーロン)選手です。
ポスティングシステムで北海道日本ハムファイターズ入団したわけですが途中で怪我もあったとはいえ打率もホームランもなあなか上がってこないのは残念ですね。
ワンボーロンはなぜ打てない?
台湾球界であれほどの成績を残してきた王柏融(ワンボーロン)選手がなぜ打てないのか?
台湾プロ野球と日本プロ野球のレベルの差があると思います。
日本とメジャーで差があるように台湾と日本でもまだまだ実力の差があるんです。
王柏融(ワンボーロン)選手が韓国プロ野球出身だったら、もう少し実力を発揮できたかも知れません。
レベル的には、アジアでは日本と韓国は拮抗しています。
数年前までは日本がダントツでしたが・・・
1位日本、2位韓国、3位台湾、4位中国だと思います。
そして1位と2位は少差ですが2位と3位は結構差があるんですよね。
それでも王柏融(ワンボーロン)選手は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表との壮行試合で日本球界を代表する楽天の則本昂大投手からホームランを打ったんですね。
なので台湾球界はレベルが低くても王柏融(ワンボーロン)選手だけは、日本プロ野球でも即戦力として通用すると判断したんでしょう。

則本投手が打てるなら通用するんじゃね?
だからワンボーロンはなぜ打てないのか?というとやはりレベルの違いということになります。
つまり投低打高シーズンだったんですね、それでこれだけの好成績を残したというのもありました。
だからワンボーロン選手が打てないのは当たり前と言えば当たり前だと思います。
台湾出身で同じ日ハムにドラフト1位で入団した陽岱鋼選手は日本で成功しました。
ただ、陽岱鋼選手は台湾リーグで活躍して日本に来たわけじゃなく高校から日本の福岡第一高校で活躍して日ハムに入団したのでそもそもの実力があったということです。
日ハム王(ワンボーロン)現在2021の成績
【Fs情報】王柏融選手が、25日の東京ヤクルト戦で、3回に先制となる適時打を放つ活躍をみせた。
「交流戦の初戦をなんとか勝ちたいので、先制点を取ることができてよかったです」 pic.twitter.com/0IDqyWjgb7— Fighters☆SPIRITS α (@hnhfspi) May 25, 2021
日本ハムの王柏融(ワンボーロン)選手には、ファンの方も覚醒を待っています。
4年目の清宮幸太郎選手や3年目のワンボーロン選手がなかなか覚醒しないので期待外れになっているんですが・・・
開幕から2軍での出場が続いたものの、2軍で好成績を残し現在は1軍に昇格しています。
日ハムはチームの顔だった4番中田翔選手が不調で2軍調整になったこともありチームとしては最下位に低迷。
そんな中、王柏融(ワンボーロン)選手は、現在1軍に定着しています。
5月15日からは中田翔選手に代わってクリーンアップの4番で出場することになりました。
台湾では当たり前だった打順が日ハムでも、とうとう座れたという感じですね。
ちなみに移籍1年目の2019年が88試合の出場で3本塁打だったのでその数字に追いついたということになります。
2021年5月29日現在で日本ハムの残り試合数は、94試合もあります。
怪我や不調等で2軍に落ちること無く、このまま1軍の試合に出場すればキャリアハイの成績になると思います。
現在の成績が5月29日時点で打率.276、本塁打3、打点11です。
本塁打はクリア、打点は残り24ですが残り試合数から考えてまず大丈夫でしょう。
気をつけたのが打率ですよね、現在打率.276と1年目よりだいぶ良いんですが打率だけは調子が悪いと下がりますからね。
とは言え本来、日本ハムファイターズが王柏融(ワンボーロン)選手に求めていた打率はそんなもんじゃないはず。
少なくとも3割25本くらいの成績は残してくれると思っていたはずなんですよね。

最低ノルマは3割25本90打点でしょう!
そうでなきゃポスティングで札金額の推定2億円はありえないですよね。
現在の年俸が1億円ですからそれに見合った成績では無いですからね。
年俸1億円プレーヤーなら期待外れにならないように頑張ってもらいたいものです。
まとめ
今回は台湾のスーパースターで、現在は日ハムの王柏融(ワンボーロン)選手の紹介でした。
正直、ポスティングで入団したときは誰もが首位打者争いをするくらいの成績は出せると思っていました。
そうならなから期待外れという周囲の声が聞こえてくるんですが、なぜ打てない?となると日本のピッチャーが良すぎるというのがあります。
それでも契約最終年の2021年は4番も体験し、キャリアハイの成績は確実に残せると思っています。
これまで日本ハムファイターズファンの期待を裏切り続けているわけですから2021年は覚醒して欲しいですね。
清宮幸太郎選手と王柏融(ワンボーロン)選手が2軍ではなく、1軍で二人とも怪我なく活躍できれば今の最下位ではなくAクラスには入れていたと思います。
清宮選手のついてはこちらの記事を参考に!
絶対的エースだった有原航平投手がメジャーに決まっただけで日本ハムを最下位予想している解説者も多かったんですが清宮選手と王選手が覚醒すれば有原投手の抜けた分は十分取り返せるはず。
そのためにも王柏融(ワンボーロン)選手、日本球界にもマッチしてきたと思うのでそろそろ期待外れのレッテルを剥がしましょう!
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