オリックスバファローズの山本由伸投手の昨年は2年連続最下位のチームを優勝に導く大活躍でした。
若干22歳で勝利数、防御率、奪三振、勝率、完封と全てにおいてリーグトップとなり15年ぶりの史上8人目、投手5冠を達成しました。
そんな頂点を極めた山本由伸投手の高校時代はとても気になりますよね。
そこで今回は高校時代の球速やトレーニング方法、成績について紹介します。
山本由伸投手の高校時代の球速は?
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開幕投手!
超一流・山本由伸が語る高校時代!
球速が大幅アップした要因とは?今シーズンの意気込みも💪
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山本由伸投手は中学時代はセカンドを守りながら2番手投手として試合に出場していました。
そう考えると当時のエース投手って今どんな思いなんでしょうね?
なかなかそんな経験できないですよ、現日本プロ野球を代表するエースを控えに回すなんて絶対自慢してますよね(笑)

しかも山本由伸投手、中学時代だけじゃなく高校時代も当初はサードを守りながら投手もやるという感じだったんだよね。
高校や先輩の紹介もあり宮崎県の都城高校に進学しました。
都城高校といえばプロ野球OBが多いです。
- 元日本ハムの田中幸雄選手
- 元楽天の福森和夫投手
- 元横浜の宮里太選手
甲子園大会にも夏の全国大会に8回、春の選抜にも1回出場している強豪校です。
山本由伸投手の高校時代は残念ながら出場は叶わなかったですね。
高校入学当初は特に目立った投手ではなく球速は140キロ前後の速球でした。
山本昌には天下の宝刀スクリューの他、多彩な変化球があるし星の王子様と呼ばれた田中伸之投手でもマックス135キロの球速でも打者に速球に見せるワザをもっていましたからね。
まあ、でも高校時代は140キロ前後の球速ではそれを補う変化球やコントロールがないと難しいです。
そうなると何を磨くかといえば球速を速くすることでしょう。
球速が速くなった理由
高1の秋からは二刀流ではなく投手に専念した山本由伸投手。
その秋の試合で本来は1つ前の試合を見に来ていたプロのスカウトが山本由伸投手が投げる試合もついでに見ていたようです。
そしてスカウトが都城高校の監督に話したことは山本投手は細すぎるということでした。
それを監督から伝え聞いた山本投手は何をしたかというと
頑張ってたくさんご飯を食べたら球速が速くなった!
まあ、ピッチャーで速球派はやなり細身ではスピードボールは投げれないということですね。
ただ、例外的には同じオリックスのWエースと呼ばれた山岡投手は172㎝で68㎏という細身です、それでいて最速152キロの速球を投げるわけですからある意味特別です。
西武ライオンズの平良海馬投手は山岡投手とほぼ同じ身長172㎝ですが160キロの剛速球を投げるために体重100㎏の身体を作り上げました(笑)
山本由伸投手の高校時代は入学当初、140キロ前後だった球速は2年春に147キロに達し、高校時代の最速は151キロまで到達しました。
高校時代のトレーニング方法ってどんな?
山本由伸投手の高校時代のトレーニング方法って気になりますよね。
どうすればプロ野球に入って投手5冠になれるのかそのルーツは高校時代のあるかも知れません。
高校時代、ご飯をいっぱい食べて太って球速を上げたい山本投手ですがそれを邪魔するトレーニングもあったんですよね。
まるでダイエット、それが分間走です。
- 30分走って
- 20分走って
- 15分走って
- 10分走って
- 7分はしる
これを当時毎日やっていたようなんですね。
聞くだけでぶっ倒れそうですが・・・
山本投手もこんなのやらされて意味分からなかったようです。
ただ、それが無くなってここからトレーニングが改善されたようです。
納得のトレーニング
- 50メートル走
- ショートダッシュ
- 下半身のピッチャートレーニング
などを取り入れてよい方向になってきたということです。
こういったトレーニングの成果が140キロ前後だった球速がマックス151まで到達した要因のようです。
やはり正しいやり方でやるというの大事ですよね。
高校時代の成績は?
勝利の女神を微笑ませる“高校球児らしさ”!都城
【宮崎県1年生大会 試合レポート】準決勝 都城vs宮崎日大
圧巻!!都城山本由伸が9回16奪三振・無四死球!http://t.co/NGlLAXYjdZ #高校野球 pic.twitter.com/riKAcGxozJ— 高校野球ドットコム (@5589com) November 15, 2014
山本由伸投手は高校2年夏の宮崎県新人野球大会の決勝戦で鵬翔高校相手にノーヒットノーランを達成しました。
その時の成績は9回を投げ無安打12奪三振の快投です。
県大会とはいえ決勝戦の大一番でノーヒットノーランってやはり山本由伸投手は高校時代から大舞台に強かったんですね。
さらに2年の秋の宮崎大会でも実力を見せつけます、宮崎海洋戦ではあくまで5回参考記録ではありますが完全試合をしています。
高校最後の3年夏の大会では3回戦で宮崎商に敗退して山本投手の高校時代は終わりましたね。
それでも甲子園出場はならなかったもののプロのスカウトには強烈なインパクトを与えていたためドラフト指名は間違いないと評価された投手でした。
まとめ
今回の記事は「山本由伸の高校時代!球速やトレーニング方法、成績は?」でした。
今や球界を代表する山本由伸投手ですが中学時代から主力投手ということでは無かったんですね。
高校時代は1年秋から投手一本になり、体重を増やして球速を上げていきました。
トレーニング方法も従来、都城高校でやっていた方法から新しい方法を取り入れてすべてが改善されました。
結果として山本由伸投手の高校時代の成績はノーヒットノーランに完全試合(5回参考記録)達成と素晴らしい成績を収めています。
そこからドラフト4位でオリックスに入団して今や球界のエースですからね。
その原点は高校時代にあるといってもいいでしょう。
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