平良海馬の高校時代はどんな?筋トレでの筋肉はその時から? | 紋別市の観光旅行から人生は変わった

プロ野球

平良海馬投手は、高卒3年目で鎧のような筋肉と圧倒的なパワーピッチングで新人王を獲得しました。

迎えた4年目の2021年はジンクスもなく、いきなり絶好調で開幕からの無失点の日本新記録を更新。

※6/17現在ではまだ継続中です。

そんな凄い平良海馬投手なんですが実は高校時代は、甲子園出場も無く沖縄県内ではある程度知れ渡っていましたが全国的には全くの無名選手と言っていいでしょう。

沖縄の離島、石垣島での高校時代はどんな選手だったのか?

また、現在のたくましい筋肉は当時の筋トレから培われたものなのか?

今回は、そんな興味たっぷりな西武ライオンズ、平良海馬投手の高校時代について紹介します。

平良海馬投手の石垣島での高校時代とは?

平良海馬投手が生まれ育ったのは、沖縄県の離島、石垣島です。

人口約48,000人の島国ですが有名人も結構多くいます。
・ボクシングで世界防衛13度を誇る具志堅用高さん。
・芸能界では歌手の夏川りみさんやBEGINの3人。
・プロ野球界でもソフトバンクの嘉弥真新也投手に千葉ロッテマリーンズの大嶺祐太投手。

実はその大嶺祐太投手が、ロッテにドラフト1位指名されたことで入団以来、ロッテは現在まで春季キャンプは石垣島で行われています。

なので平良海馬投手も、小さな離島で暮らしていたとはいえ幼い頃から高校時代まで、ずっと近くでプロ野球の練習や紅白戦等は見れたということになります。

離島出身の高校生の場合、中学を卒業すると沖縄本島に行ったり、他県で野球留学する生徒もいるんですが平良投手の場合は、一貫して高校卒業まで石垣島で野球を続けました。

逆に言えば千葉ロッテマリーンは、なぜ近くにずっとダイヤの原石があったのにドラフトで指名できなかったのか?

ドラフト4位入団なので獲得する意思があれば余裕で獲得できたと思うんですが・・・

まあ、高校時代の実績が実績だったので積極的平良海馬投手を指名するのはリスクがあったということでしょう。

指名した西武ランオンズの首脳陣ですら、こんなに早く急成長するとは思わなかったということですから(笑)

平良海馬の八重山商工高校時代

平良海馬投手は、石垣島の八重山商工高校出身です。

でも、八重山商工高校を一躍全国区に有名にしたのは平良海馬投手ではなく2006年の春の甲子園でした。

当時、沖縄では初の離島である八重山商工の出場、また日本最南端の高校の出場ということで大いに注目を浴びました。

さらに現ロッテマリーンズの大嶺祐太投手が1回戦の高岡商戦で毎回17奪三振の好投で勝利し八重山商工の名を高校野球ファンに知らしめ、さらに2006年の夏の甲子園にも出場したことで大嶺祐太投手の高校時代は最高の思い出になったでしょう。

それに対して平良海馬投手の高校時代は、大嶺祐太投手と同じ高校出身とはいえ全く対照的でした。

八重山商工は、他県の生徒が離島の名将、伊志嶺監督の指導を受けたいためにわざわざ八重山商工に入学して寮生活をしていた選手もいるほどです。

現楽天の田中貴也捕手は、まさにその一人で京都府出身でありながら石垣島に野球留学でやってきました。

しかし平良投手が八重山商工で指導を受けていた伊志嶺監督は2016年12月に大分県の日本文理大附属高校の監督に就任したため、卒業まで一緒に野球をやることが出来なかったんですね。

また、離島という環境はハンデが多く石垣島には高校が3校しかないので実戦経験が不足してしまいます。

それで沖縄本島に練習試合に行くとなると遠征費が選手一人あたりで年間40万円もかかるようにあります。

さらに他校の人気もあって、あれほど注目を浴びていた八重山商工も平良海馬投手が入学してからは、部員不足という深刻な状態まで陥ってしまいました。

部員が7人まで減ってからは県大会には出場するために宮古工業と連合チームを組んで出場。

その結果、平良投手がエースを努めた最上級生の代のときは、全く勝てずに秋春夏を通して1勝でもできませんでした。

なので平良海馬投手の高校時代は甲子園出場なんて夢のまた夢という感じですね。

高校時代からの筋トレが今の筋肉に繋がってる?

平良海馬投手の体格は、現在身長173cm、体重100kgというプロ野球選手としては低い身長ですが100kgという体重はどっしり感があります。

しかし普通の人と違うのは、ただのメタボ体型では無く筋肉の鎧をかぶっているようなものです。

昔はプロ野球選手が筋トレをするのは、あまり好まれてはいませんでした。

ただ、近年はパドレスの大ルビッシュ有投手が筋トレをはじめ結果を残しているので今では多くの選手がトレーニングに筋トレを取り入れています。

平良海馬投手は高校1年のときに怪我で満足いく練習が出来なかったときにずっと筋トレをしていました。

実はこれが功を奏して筋トレをすることによってバットでは振るスピードが速くなり、ピッチングでは腕を振るスピードが上がりました。

なので高校時代から常に筋トレは欠かさなかったということです。

しかし平良投手の筋トレが本格的なものになったのはプロに入り2019年のオフに菊池雄星投手と石垣島で自主トレを共に行ったことがきっかけでしょうね。

日本プロ野球を代表する投手から現在、メジャーのシアトルマリナーズの先発として第一線で活躍する菊池投手との自主トレは平良投手にとってもかなり貴重な財産となったことでしょう。

この自主トレでトレーニングに対する意識というのはかなり変わったと思います。

球のスピードアップにはウェートトレーニングで胸筋の筋肉が重要になってきます。

しかし胸筋がついたら腕が回らなくなるという人がいるのもの事実。

ですがその原因は何も考えずベンチプレスだけやるからそうなってしまうんですね。

平良投手の場合は、自ら勉強することでいろんなトレーニングを取り入れます。

だから柔軟性はそのままでで筋肉がつき身体もどんどん大きくなっていくんですね。

そうなると投球のリズムはそのままで160kmのスピードボールが投げられるようになります。

現在の平良海馬投手の起用法はセットアッパーからクローザーを任されるようになりました。

開幕から無失点の日本新記録まで樹立しその安定感は球界一でしょう。

その結果が東京オリンピックにも侍ジャパンの一員として選出されましたからね。

平良投手の怪我が怖い

首脳陣からは信頼があるからこそ平良投手のような安定したピッチングの投手は使いたい。

特に抑えの増田投手の離脱や今季の西武ライオンズを成績低迷からしたらそうでしょう。

しかし投手の登板過多は怪我や故障につながるので怖いですよね。

今季は特別ルールとして9回打ち切りで延長線がありません。

そのため、9回同点でも抑えの投手が出てくる場面も多いんですよね。

まあ、最終的に引き分けの数が成績につながるので負けるよりは引き分けの方がいいんですが、それにしてもそんな場面で使うのはもったいないですね。

ホント、投手は肘や肩の故障が一番怖いですから。

平良投手は故障予防のためにも筋肉の鎧をつけるのが大事です。

筋肉量が多いと関節にかかる負担を軽くするので怪我をしにくくします。

一部の筋肉が傷ついたとしても筋肉量が多ければ傷ついてしまった筋肉を補う筋肉も多いということで筋肉の負担を軽減することができます。

今まで登板過多が原因で投手としての寿命が短命で終わった選手が多く居ます。

中日の浅尾投手とかもそうじゃないでしょうか。

平良海馬投手は、筋肉をつけることによって160kmのスピードボールを投げ、怪我をしない強靭な身体も作り上がると思います。

まとめ

今回の記事は「平良海馬の高校時代はどんな?筋トレでの筋肉はその時から?」でした。

沖縄の離島、石垣島出身の平良海馬投手。

八重山商工時代は自分が最上級生の代のときに1勝も出来なかったなんで今の平良投手から信じられないですよね。

わずか数年前の話しですから。

そんな海馬投手も高校時代から筋トレを始めスピードもアップし、されに筋肉の鎧をまとうことで高校時代は最速152kmをマークして、プロに入ってからは日本人6人目の160kmを投げました。

まだまだ若い平良投手ですから伸びしろはいっぱいあります。

自分で考え向上心のある投手なのでプロ野球を代表する投手になるのは間違いないと思います。

さらにメジャーのスカウトも平良投手に興味を示しているようなので日本だけの留まらずいずれはメジャーの大舞台で活躍するのも見てみたいですね。

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