テームズ(巨人)のメジャー・韓国での成績は?年俸通りの活躍はできる?

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プロ野球

巨人が新外国人助っ人として獲得したエリック・テームズ選手。

メジャーや韓国で活躍した長距離砲です。

今年34歳と年齢的には心配ですが、メジャーでは96本塁打を放ち、韓国では打撃4冠に輝いてシーズンMVPを受賞するなどアジアの野球にも適応能力がある選手です。

2021年は場所を日本に移し巨人のセリーグ3連覇に大きく期待が持てるテームズ選手。

そこで今回はエリック・テームズ選手のメジャーや韓国での成績、また年俸1億2,500万円の活躍はできるのか?について詳しく紹介します。

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エリック・テームズ(巨人)のプロフィール

国籍:アメリカ合衆国
出身地:カリフォルニア州サンタクララ出身
生年月日:1986年11月10日(生まれ
身長/体重:180 cm/106 kg
投打:右投/左打
ポジション:一塁手、右翼手、左翼手

メジャードラフト

エリック・テームズ選手は、2008年のメジャードラフト会議でトロント・ブルージェイズからドラフト7巡目(全体219位)で指名されました。

テームズ選手のメジャーや韓国での成績

テームズ選手のメジャーデビューは入団3年目の2011年の5月でした。

この年、一度マイナーに落ちてから再昇格した夏場からはレフトでスタメン出場するようになりレギュラーとして12本塁打を放ちました。

ドラフト7巡目入団で3年目でメジャー昇格は結構早いですよね。

年度 球団 打率 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 四球 三振
2011 TOR .262 95 362 95 12 37 2 23 88
2012 TOR→SEA .232 86 271 63 9 25 1 15 87
2014 NC(韓国) .343 125 443 152 37 121 11 58 99
2015 NC(韓国) .381 142 472 180 47 140 40 103 91
2016 NC(韓国) .321 123 436 140 40 121 13 74 103
2017 MIL .247 138 469 116 31 63 4 75 163
2018 MIL .219 96 247 54 16 37 7 29 97
2019 MIL .247 149 396 98 25 61 3 51 140
2020 WSH .203 41 123 25 3 12 1 14 42
メジャーMLB:6年 .241 605 1868 451 96 235 18 207 617
韓国KBO:3年 .349 390 1351 472 124 382 64 235 293

※赤文字はリーグ最高。

テームズ選手のメジャーでの成績は初昇格した2011年は良かったんですが翌2,012年は、成績が下がり2013年はマイナーでの出場になりました。

その間、移籍もありました。

・トロント・ブルージェイズ(2011 – 2012)
・シアトル・マリナーズ(2012)
・ボルチモア・オリオールズ傘下の3Aノーフォーク・タイズ(2013)

テームズ選手の韓国での高成績

テームズ選手が大きく成功したのは韓国球界に渡ってからですね。

2014年から韓国プロ野球のNCダイノスでプレーしたテームズ選手はいきなり大活躍。

2014年は打率.343、37本塁打、121打点とすべてランキング10位内に入りました。
翌2015年の成績はシーズン2度のサイクルヒットやアジアプロ野球では史上初となるシーズン40本塁打・40盗塁を達成しました。

また、この年は首位打者、MVPの他にも二塁打1位、得点1位、出塁率1位、長打率1位、OPS1位と他選手を圧倒した成績を残しました。

さらにすごいのはこれでけの打撃がありながら40盗塁(5位)に、ゴールデングラブ賞も受賞したことです。

2016年もホームラン40本を放ち初の本塁打王となりましたが、9月30日に道路交通法違反で公式戦残り試合出場停止になりました。

韓国でのプレーは2014年からの3年間ですが、ここで飛躍的に成長した感じですね。

ずっとメジャーでプレーしていると出場機会に恵まれなかったりしますが、一度韓国や日本でプレーすると逆輸入という形でメジャー移籍する選手が増えています。

また、韓国や日本で好成績を残すとメジャーとの契約年俸も高くなります。

なので最近はそういった契約を狙っている選手も多そうですね。

テームズ選手のメジャー復帰後の成績

テームズ選手のメジャー復帰は2017年からですね。

前年末にミルウォーキー・ブルワーズと3年総額1500万ドル(約16億5900万円)で契約をしました。

年俸5億5300万円ですからやはり一度韓国でプレーしたのは良かったでしょう。

あのままメジャーにいたらマイナー生活が続いていたかも知れなし、メジャーに上がっても年俸5億円稼ぐにはそれなりの成績を残さなければいけなかったですからね。

メジャー復帰初年度の2017年は活躍しました。

4月は11本塁打で月間最多本塁打を記録、最終的にも31本の本塁打を放ちました。

やはりアジアの野球とメジャーでは、途方も無い差というのは感じなくなりましたね。

ただ、打率は韓国時代のように毎年3割以上というわけにはいかず打率.247という成績でした。

2018年のテームズ選手はスランプ状態になってしまいましたね。
打率.219、本塁打は前年のほぼ半分の16本という成績でした。
それでも2019年は成績も盛り返し打率.247、本塁打25まで回復。

2020年はワシントン・ナショナルズと年俸400万ドル(約4億4200万円)で単年契約をしました。

ただ、この年はコロナウィルスの影響でどの選手も調整が難しかったと思います。

テームズ選手も出場41試合で打率.203、3本塁打、12打点という残念な成績に終わってしまいました。

テームズ選手は巨人で年俸通りの活躍ができるのか?

エリック・テームズ選手の年俸は2017年に韓国からブルワーズにメジャー復帰したときは3年総額1500万ドル(約16億5900万円)年俸5億5300万円でした。

2020年はナショナルズと年俸400万ドル(約4億4200万円)で契約。

そして2021年巨人との契約は単年契約で年俸120万ドル(約1億2500万円)です。

2年前に25本塁打したときならこんなに安い年俸では契約出来なかったと思います。

実績のあるメジャーリーガーでありながら安い買い物になったのは、昨年の成績と34歳という年齢でしょう。

ただ、本来は年齢とともに成績が下降するんですがテームズ選手の場合、一度2019年復活してますからね。

そう考えると昨年の成績だけで判断するのは良くないです。

テームズ選手の年俸が約1億2500万円なので
打率.250、本塁打25本なら獲得して成功だったんじゃないでしょうか。

それと韓国で大活躍したように日本プロ野球でも、また大活躍するかも知れません。

まとめ

今回の記事は「テームズ(巨人)のメジャー・韓国での成績は?年俸通りの活躍はできる?」でした。

実は韓国プロ野球とメジャーでシーズン30本塁打を記録したのはエリック・テームズ選手だけです。

となると日本プロ野球でも大いに期待はできます。

年俸はそこまで高くないメジャーリーガーですが、成績は残せそうな感じはありますよね。

守備は主にファーストですがライトやレフトも守れるので使い勝手は良さそうです。

巨人には、同じ新外国人助っ人のスモーク選手がほぼ一塁しか守れないし、ウィラー選手も一塁と外野ですからね。

全員が好調だと原監督も守備位置を決めるのも迷いそうですね。

でも、実際にそうなるということは巨人のセリーグ3連覇が近いということでしょう。

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