オリックスバファローズは昨年2年連続最下位から一気に25年ぶりの優勝を成し遂げました。
昨年は中嶋監督の元で投手陣、野手陣とも若手から中堅、ベテランまで全てがうまくいったシーズンだったと思います。
そんな中、2022年はどのような成績を残すのか?
投手陣は結構、駒は豊富に揃っているオリックスですが2022年の先発ローテーションを予想します。
オリックス先発ローテーション2022予想
まずは2022年の先発ローテーション予想と前年(2021年)の成績を見てみましょう。
投手 | 年齢 | 右/左 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | 勝率 | 投球回 | |
第1戦 | 山本由伸 | 23 | 右 | 1.39 | 18 | 5 | .783 | 193.2 |
第2戦 | 宮城大弥 | 20 | 左 | 2.51 | 13 | 4 | .765 | 147.0 |
第3戦 | 山﨑颯一郎 | 23 | 右 | 3.69 | 2 | 2 | .500 | 39.0 |
第4戦 | 田嶋大樹 | 25 | 左 | 3.58 | 8 | 8 | .500 | 143.1 |
第5戦 | 山岡泰輔 | 26 | 右 | 3.89 | 3 | 4 | .429 | 69.1 |
第6戦 | 山﨑福也 | 29 | 左 | 3.56 | 8 | 10 | .444 | 116.1 |
2022年の先発ローテーション予想は上記の感じです。
3月25日のベルーナドームでの開幕戦は山本由伸投手が開幕投手ということで間違いないですね。
それにしても2022年の先発ローテーションは平均年齢24.3歳というかなり若いローテーションです。
しかも山本由伸投手と山﨑颯一郎投手と山岡泰輔投手はハンサムで男前!
宮城大弥投手はかわいい!
いや~、これからのオリックスは人気と実力が凄くなりそうですね。
ちなみに昨年の開幕ローテーションも確認しておきましょう。
オリックス2021年開幕ローテーション振り返り
昨年2021年開幕時の先発ローテーションとその前年(2020年)の成績
投手 | 年齢 | 右/左 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | 勝率 | 投球回 | ||
第1戦 | 山本由伸 | 21 | 右 | 2.20 | 8 | 4 | .667 | 126.2 | |
第2戦 | 宮城大弥 | 19 | 左 | 3.94 | 1 | 1 | .500 | 16.0 | |
第3戦 | 山岡泰輔 | 25 | 右 | 2.60 | 4 | 5 | .444 | 69.1 | |
第4戦 | 田嶋大樹 | 24 | 左 | 4.05 | 4 | 6 | .400 | 122.1 | |
第5戦 | 増井 浩俊 | 36 | 右 | 3.03 | 2 | 2 | .500 | 35.2 | |
第6戦 | 山本由伸 | 21 | 右 | 2.20 | 8 | 4 | .667 | 126.2 | |
第7戦 | 山﨑福也 | 28 | 左 | 4.50 | 5 | 5 | .500 | 84.0 |
上記が昨年の開幕ローテーションピッチャーなんですが今季の予想と大きく変わったのが36歳のベテラン増井 浩俊投手から今年23歳の山﨑颯一郎投手に変ったところですね。
でも、特出べきところは
・2020年は勝率5割を超えたのが山本投手だけで貯金4。
・2021年は山本由伸投手と宮城大弥投手で貯金22。
ここが2020年最下位、2021年優勝の大きな要因でもあります。
オリックス投手陣の戦力分析
オリックス開幕3連戦は西武ライオンズと敵地ベルーナドームで戦います。
次の3連戦は楽天イーグルス相手に本拠地京セラドームで戦います。
今回の予想はエース山本投手から右、左、と交互の投手と―テーションになります。
それでは投投手陣の戦力分析見てみましょう!
山本由伸投手
第1戦(開幕投手)を投げる予定の山本投手は今や日本プロ野球を代表するエースです。
昨年の投手5冠、リーグMVPや沢村賞などタイトル総なめ状態でした。
しかも今の時代で6完投、4完封、1無四球なんてありえません。
身長178㎝、体重80kgとけしてプロ野球の投手としては大きくない体ですがどこにそんなパワーとスタミナがあるのか?
まあ、本人自体はウエイトトレーニングは一切行わない主義で筋肉ではなく自分の体の重心の位置を明確にすることが一番大事と言ってるので私の個人的な感想として投手と野手の違いはあるけどイチローみたいなタイプかと思います。
ストレートは158km/h投げるしSFFも最速150km/h、フォーシーム他、変化球もかなり多彩でコントロールも良いとなるとどんだけ分析しても他球団の打者はそう簡単には打てないです。
宮城大弥投手
高校時代は興南高校のエースとして甲子園大会にも出場し、ドラフト会議ではオリックスから1位指名を受けました。
とはいえ同期には、ロッテの佐々木朗希投手やヤクルトの奥川恭伸投手がいたのでどちらかといえば目立たない存在でした。
身長も171㎝とプロ野球選手としては小さかったので巨人もドラフトで指名を見送ったと言われています。
ところがふたを開けてみれば高卒同期の中で1年目で唯一勝ち星の1勝をマークし、2年目は開幕2戦目をまかされ先発ローテーションピッチャーとして活躍。
シーズン途中まで同じチームの先輩山本投手より先を行く防御率、勝ち星1位をマークしていました。
終盤疲れが見えましたが終わってみれば山本投手に次ぐ防御率、勝ち星2位の成績で新人王を獲得、2022年もさらなく期待がもたれる選手です。
昨年は19歳の若さながら落ち着いたピッチングで解説者を唸らせていましたね。
自由自在に緩急をつけるピッチングがうまく打者の内角へもズバッと投げれるのが魅力の投手です。
2022年は後半バテなければ最後まで山本投手をタイトルを争える投手です。
山﨑颯一郎投手
山﨑颯一郎投手は宮城投手とは真逆でドラフト6位と下位入団、しかも2軍戦で右肘を負傷し一度は戦力外通告を受け、育成選手として再契約。
2020年オフに再び支配下選手に戻ると昨年入団5年目ではじめて1軍デビューを果たした苦労人です。
とはいえ高卒の今年23歳なのでまだまだ全然若いですが(笑)
昨年レギュラーシーズンは打線との関係もあり初勝利は6度目の先発登板で最終的には9試合登板し防御率3.69の2勝2敗という成績でした。
ただ、山﨑颯一郎投手の評価を一段とあげたのは大事な日本シリーズ第4戦に先発して5回4安打1失点と好投したことですよね。
あの調子が今年も継続していれば初の開幕先発ローテーションは間違いないでしょう。
宮城投手とはデコボココンビのような身長190㎝から最速155km/hを投げ下ろすので打者は天井からボールが来るような感覚ではないでしょうか?
変化球もフォーク・ナックルカーブ・カットボールを投げ分け打者を打ち取るのがうまい投手です。
田嶋大樹投手
JR東日本から2017年にドラフト1位で入団した田嶋大樹投手はルーキーイヤーから昨年まで常に先発として二けた登板しています。
ただ、なかなか勝ち星に恵まれなかった田嶋投手ですが昨年は自己最多の8勝をマーク。
オリックの先発ローテーションには欠かせない投手になっています。
田嶋投手ってただでさえ左腕なのに投げ方がスリークォーターだし変則気味だから結構打ちづらい、特に初めて対戦したバッターはやりにくいんだと思います。
田嶋投手の不安点を挙げるとしたら立ち上がりですよね、立ち上がりを無難にしのげれば徐々に自分にペースになっていくピッチャーです。
山岡泰輔投手
2022年一番期待していて一番心配なのが山岡泰輔投手なんですよね。
元々、山岡投手と山本投手はオリックスのダブルエースと呼ばれ山岡投手は2019年、20年はオリックスの開幕投手です。
ただ、その2020年に左脇腹を故障したのが痛かったですね、翌2021年も右肘を故障して長期離脱、日本シリーズで奇跡の復活をしてリリーフ登板で2/3回を無失点、勝ち投手になりました。
そして迎えた今季なんですが2試合のオープン戦を見る限りでが完全復活とまでは行ってないですね。
やはり身長172㎝で体重68㎏というプロ野球選手としては華奢な体で最速152km/hを投げるのは体に負担があるのかも知れないですね。
例えば西武ライオンズの平良海馬投手は身長173㎝でそれほど変わらないんですが最速160km/hを投げ込みます。
2人の1番の違いは体重ですよね、平良投手は100㎏と超ド級です。
山岡投手はおしゃれがウリというところもあるのでそこまで体重を増やせとは言いませんがせめて75㎏くらいまでは増やした方がいいんじゃないのかな?
ちなみに同僚の宮城投手も171㎝と山岡投手より小柄ですが体重は78㎏あります。
山﨑福也投手
今年29歳になる山崎福也投手は先発ローテーション予想では、最年長の投手ですね。
入団から8年目になりますが先発をやったり中継ぎをやる年もありましたが昨年は、ほぼ先発1本でキャリアハイの8勝をマークしました。
ただ、山崎福也投手が投球にムラがあるのも事実です、昨年のオリックス打線は結構頼れる打線でしたがそれでも10敗していますからね。
8勝しても借金が2あるのがもったいない、ただ防御率は3.56とすごく悪いわけではないです。
今季のオープン戦2試合を見る限りでは順調に調整できていると思うので今年は負け数を減らし投げては二けた勝てるように意識してやったほうがいいですね。
まとめ
今回の記事は「オリックス先発ローテーション2022予想&戦力分析」でした。
2022年のオリックスはオープン戦もなかなかいい調子で進んでいます。
投手陣では山本由伸投手と宮城大弥投手の左右のWエースの活躍がオリックスの2連覇に繋がります。
先発ローテーションからどうしても外せないこの二人を軸に山岡泰輔投手が完全復活をすればオリックスは昨年以上の成績を残すでしょう。
山﨑福也投手や山﨑颯一郎投手、さらに田嶋大樹投手の先発ローテーションも、ほぼ間違いないと予想できます。
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