森友哉(西武)のFA権取得はいつ?巨人や阪神が獲得の可能性は?

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プロ野球

2022年は西武ライオンズ森友哉選手のFAが気になりますね。

プロ野球もシーズン中は試合の結果や優勝の行方を気にしますが、プロ野球ファンの方がシーズンオフに気になるのは、トレードや退団などの選手の動きではないでしょうか。

その中でも特に注目を集めるのは、FA権を取得した選手が残留するのか、それともFA権を行使して他球団に移籍するのかどうかというところだと思います。

 

ひいきにしている球団の主力選手がFA権を取得すると、ソワソワしてしまうという方もいらっしゃることでしょう。

2022年のシーズンオフの目玉となりそうなのが、西武に所属する森友哉選手です。

今回はそんな森友哉選手のFA権取得はいつなのか?また、巨人や阪神が獲得の可能性はあるのか?

そのことについて詳しくまとめてみました!

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森友哉のFA権取得はいつ?FA権取得条件って何?

入団当初から活躍していた森友哉選手なのでFA権取得はいつなの?と気になっている人も多いでしょう。

森友哉選手は大阪桐蔭高校からドラフト1位で西武西武ライオンズに入団、高卒2年目から頭角を現し、2019年には打率.329で首位打者に輝きました。

2022年8月20日時点では通算880安打、打率.290、99本塁打といった成績を残しており、球界を代表する強打の捕手です。

 

森選手は今年で高卒9年目となり、つい先日の8月20日に国内FA権を取得しました。

そもそもFA権取得条件とはどんなものでしょうか。

FA権の取得条件

FAとはフリーエージェントの略で、国内の球団と交渉ができる国内FA権と海外の球団と交渉ができる海外FA権の2種類があります。

そしてFA権を取得するには時間がかかるんですよね・・・

 

その数え方は少し特殊で、一軍登録145日を1年として換算します。

ただし、1シーズンで145日を超えても145日までしかカウントされません。

国内FA権については、高卒なら累計8年、大卒・社卒なら累計7シーズンが必要になります。

海外FA権に関しては、全選手共通で取得するまでに累計9シーズンかかります。

 

つまり、高卒で入団した森選手は、一軍での登録が8シーズンに到達したということです。

8年かかる国内FA権を高卒9年目で取得した森選手が、いかに早い時期から戦力として試合に出続けてきたかがわかるでしょう。

森友哉がFAで巨人や阪神が獲得はあり?

もしも森選手がFA権を行使すれば複数球団による争奪戦になると予想されますが、実際にはどの球団が森選手に興味を持っているのでしょうか。

セ・リーグの人気球団である巨人と阪神の2球団について、森選手を獲得する可能性があるのかどうか、現在の状況を見てみようと思います。

FAで巨人入りの可能性

巨人の支配下にある捕手登録の選手は、小林選手、大城選手、岸田選手、山瀬選手、喜田選手、萩原選手の6人です。

スタメンマスクをかぶることが最も多いのは大城選手で、小林選手と岸田選手も二桁の試合数の出場があります。

主力となるのは大城選手と小林選手の2人です。

 

大城選手の最大の特徴は打力にあります。

甘く入った球は簡単にスタンドまで運んでしまうパンチ力があり、2021年には11本のホームランを放ちました。

1年間コンスタントに試合に出ることができれば、打率.250、本塁打10本から15本くらいの成績は期待できるでしょう。

守備面には不安が残ります。

肩はある程度の強さがありますが、リード面やブロッキングなどには劣る部分があります。

 

小林選手は日本代表にも選ばれるなど、絶大な経験値を誇ります。

キャッチャーとしてのスキルは球界でも相当な上位のレベルにあり、投手からの信頼も厚いですが、バッティングが低調で、最近は特にその傾向が顕著になっています。

打力なら大城選手、守備なら小林選手となり、併用での起用は考えられますが、正捕手としてはどちらも決め手に欠けるのが現状です。

 

森友哉選手の捕手としての守備力はけして高いとは言えませんが、打力は疑う余地もなくトップクラスです。

そもそも巨人はFAの選手を積極的に獲りにいくという方針であり、これまでにも多数の選手をFAで獲得してきましたので、森選手を狙う可能性は十分にあるでしょう。

キャッチャーの人数が6人と、他球団と比べると少ないのも森選手の獲得に追い風です。

FAで阪神入りの可能性

阪神の捕手陣は梅野選手、坂本選手、榮枝選手、長坂選手、藤田選手、中川選手、片山選手の7人です。

今年の一軍での出場は8月20日時点で、梅野選手が78試合、坂本選手44試合、長坂選手23試合、片山選手2試合となっています。

正捕手は梅野選手になるかと思いますが、坂本選手、長坂選手も二桁の試合出場があります。

 

梅野選手は金メダルを獲得した東京オリンピックの代表に選ばれるなど、守備には定評があり、阪神の捕手陣を支えてきました。

今シーズン、阪神の投手陣の安定したピッチングが目立ちますが、梅野選手の貢献によるところも少なくないでしょう。

打力に関しては、梅野選手に限らず、全体的に低めです。

 

森選手ほど打てるキャッチャーの方が珍しいわけであって、阪神の捕手陣の打力は他球団と比べて際立って低いわけではありません。

とはいえ、これだけの打てる捕手は当然欲しいはずです。

また、森選手は大阪の出身であり、地元のスター選手に興味がないわけがありません。

最近の阪神はFA戦線に積極的に顔を出しているだけに、森選手を獲得するということを少なからず考えているのではないでしょうか。

西武残留の可能性もある?

森友哉選手が西武に残留するかどうか、というところには2つのポイントがあります。

まず1つ目は条件面。

森選手に残ってほしいのであれば、当然それ相応の条件を西武が掲示する必要があります。

現状維持以上の年俸と、3年以上の長期契約であれば、森選手の目にも魅力的に映るのではないでしょうか。

 

ただ、問題となるのは、山川選手や源田選手など複数の主力選手のFAを控えていることです。

どの選手も主力であるだけに残留してほしいと願っていることでしょうが、全ての選手に良い条件を出せるほどの余裕が球団にあるのかに懸かっています。

そのしわ寄せが森選手にくるようであれば、厳しくなるかもしれません。

 

そして、もう1つのポイントは、DHです。

捕手として試合に出続けることは決して簡単なことではなく、DHとしてのチャンスがあれば選手生命は延びるはずです。

森選手がその点を重視すれば、セ・リーグへの移籍は難しくなります。

パ・リーグで森選手を獲得したいという球団が現れなければ、必然的に西武に残留することになるでしょう。

まとめ

球界を代表するキャッチャーとなった森選手がFA権を行使すれば、争奪戦必至です。

一方で、FA権を行使せずに西武に残ることも考えられますし、あるいはFA権を行使したうえで残留する可能性もあります。

西武ファンの方からすれば、気が気でないかもしれませんが、それだけ森選手が素晴らしい選手であるということの証明になるかと思います。

複雑な気持ちを抱く方もいらっしゃるでしょうが、本人の決断を温かく見守りましょう。

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