選抜高校野球2021 北海高校の注目選手と地区予選成績は? | 紋別市の観光旅行から人生は変わった

高校野球

第93回選抜高校野球大会の北海道地区代表として北海高校が選出されました。

秋季北海道大会で優勝だったのでセンバツ出場は確信していたと思います。

春のセンバツ甲子園大会出場は10年ぶり13度目の出場。

そして野球部創部120周年という節目の年に吉報が舞い込んできました。

今回は、北海道の厳しい冬の環境で立派に野球をする北海高校の注目選手や北海道大会の成績、メンバー等を詳しく紹介します。

北海高校について

北海高校は、北海道札幌市豊平区旭町にある私立高校です。

もともとは男子校だったが男女共学化を進める意見もあり1999年、当時の教職員らの多数決で共学制へ移行となった。

教職員の多数決で決めるって・・・信じがたいけどホントなんだよね。

北海高校の部活動は33部あり、その中で全国出場歴があるのが硬式野球部とサッカー部になる。

北海高校野球部の甲子園成績は、

・選抜高校野球大会出場13回          (第35回大会で準優勝

・全国高等学校野球選手権大会出場38回 (第98回大会で準優勝

ちなみに
・明治神宮野球大会出場3回        (第25回明治神宮野球大会でベスト4)

北海高校は、春の選抜大会準優勝1回、夏の甲子園大会も準優勝1回と全国制覇までもう少しのところまでは行ってるんですよね。

最近では、2016年の第98回全国高等学校野球選手権大会は、惜しかったですね。

決勝で現西武ライオンズの今井達也投手率いる栃木県代表の作新学院と対戦し1対7で負けてしまいました。

この試合は3回までは1対0と北海高校がリードしていたんですが4回表に一挙5点を取られたのがとても痛かったですね。

まあ、今井投手といえば、その年の西武ライオンズのドラフト1位投手ですからそう簡単には打てません。

ちなみに北海道勢の甲子園優勝は、楽天、ヤンキースで活躍している田中将大投手が駒大苫小牧高校時代に夏の甲子園大会で2連覇しています。

環境的には、冬は雪が降るので練習も難しいと思いますが、そんな中で北海高校も2016年は準優勝している。

かなり地のハンデはあると思いますが、それに負けない結果を残せているところは素晴らしいですね。

主なプロ野球OB

名前 所属球団 ポジション 甲子園の最高成績
若松 勉 ヤクルト 外野手、元監督 甲子園1度出場で1回戦敗退
佐藤 健一 ロッテ 内野手 甲子園出場無し
鍵谷 陽平 日本ハムー巨人 投手 甲子園1度出場で1回戦敗退
川越 誠司 西武 外野手 甲子園出2度出場、ベスト4
阪口 皓亮 横浜DeNA 投手 1度出場で初戦敗退

プロ野球界では小さな大打者と呼ばれていた若松勉も北海高校出身だったんですね。

鍵谷陽平投手は、現在巨人の中継ぎとして勝利には欠かせない存在になっています。

川越誠司選手は、プロ入り後、投手から野手に変更した変わり種ですが、2020年は1軍初出場して2本塁打をマーク、2021年は飛躍の年になる予感がします。

北海高校の注目選手

2021年の選抜甲子園大会で活躍しそうな注目選手を紹介します。

木村大成投手

名前 木村 大成
学年 2年
ポジション 投手
投打 左投げ左打ち
身長 180cm
体重 76kg
木村大成投手は、秋季大会で4試合に登板して一度も得点を与えず無失点に抑えたというのは、かなりすごい。
4試合30回3分の2を投げて無失点ですからね、しかも緊張するはずの決勝戦も楽しみながら投げている感じですた。
木村投手の武器である力のある直球とスライダーは、全国大会でも十分通用する注目選手です。
選抜出場校防御率ランキング
1位 北 海   0.53
2位 明 徳 0.54
3位 仙育英 0.94
4位 神国際 1.13
5位 聖カタ 1.17

北海高校の先発メンバー

北海道地区秋季大会2020の旭川実戦

打順 ポジション 名前 打率 学年
1番 杉林 蒼太 0.353 2年
2番 大津 綾也 0.571 2年
3番 江囗 聡一郎 0.364 2年
4番 宮下 朝陽 0.474 2年
5番 林 大海 0.214 2年
6番 尾崎 大嘉 0.250 2年
7番 木村 大成 0.143 2年
8番 関 虎太朗 0.273 2年
9番 小原 海月 0.385 1年

ベンチ入りメンバー

背番号 選手 学年
10 吉野 龍生 2年
11 立花 海空 2年
12 中井 侃樹 2年
13 斉藤 真吾 2年
14 小囗 偉大 1年
15 中川 太陽 2年
16 小山 駿人 2年
17 山田 堅真 2年
18 工藤 泰己 2年

北海高校の北海道地区秋季大会2020の成績

決勝戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
北海 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
旭川実 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

本塁打
北海:江囗聡一郎 2号ソロ

北海バッテリー:木村 大成 – 大津 綾也

旭川実バッテリー:田中 楓基 – 北口 祥夢

緊迫した投手戦の均衡を破ったのは、8回表の3番、江口聡一郎選手の決勝ソロでした。

江口選手は3番のクリーンアップとはいえ準々決勝で打ったホームランが人生初ということでした。

それが決勝戦の0対0ので緊迫した8回に飛び出すんですからね、江口聡一郎選手は「持っている男」だと思います。

それに昨年の横浜DeNAベイスターズの佐野選手のように1本出ると急に本塁打を量産するかも知れません。

江口選手も甲子園大会では注目選手ですね。

木村大成投手も決勝戦で1-0の完封勝利をするわけですから甲子園でも楽しみですね。

また、北海高校は野手陣も素晴らしくチーム打率は3割2分4厘で秋季大会は無失策という守備も光りました。

投手がしっかり好投し、野手がしっかり守って打つ!

やはり甲子園に出場するだけの力があります。

準決勝戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
知内 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
北海 0 0 0 0 4 0 2 0 0 6

知内バッテリー:本庄 涼真 、 小島 恋多 、 坂本 拓己 – 小山 綸斗

北海バッテリー:木村 大成 – 大津 綾也

まとめ

今回の記事は、北海道地区代表の北海高校を紹介しました。

北海高校は選抜高校野球大会出場校の中で防御率トップの高校です。

投手だけの力ではなく、鉄壁の守備もありかなりバランスの取れたチームです。

北海高校の注目選手としては無失点継続中の木村大成投手。

そしてホームランを打ち出した江囗聡一郎選手にも要注目です。

 

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