2021年の第103回全国高等学校野球選手権大会の夏の甲子園大会は2年ぶりに開催されます。
昨年は新型コロナウィルスの影響で春、夏とも大会中止という残念な結果になりました。
2021年もコロナの状況は厳しいですが現在、地区予選から高校球児達はがんばっています。
今回は夏の甲子園の宮城県大会予選の優勝候補と準優勝候補の予想をします。
また、注目選手も紹介します。
夏の甲子園2021予選の宮城県大会優勝候補予想は?
夏の甲子園2021年宮城県大会の優勝予想は、ズバリ仙台育英高校です。
現在の野球部3年生は、入学以降宮城県大会で負けたことがありません。
新チーム以降、秋の宮城県大会優勝、東北大会優勝、全国大会の春の選抜は2勝して、ベスト8進出、その後の春の県大会も優勝と盤石の強さを見せつけています。
春の県大会では、初戦から決勝戦まで投手を10人以上起用するなど、選手層は他校を圧倒しています。
しかも、人数が多いだけでなく、140キロ以上を投げる投手が少なくとも5人以上いるので、球数制限されても問題ありません。
系列の秀光中学で全国大会準優勝した時のメンバーが中心となっているので、全国大会の経験も豊富です。
おそらく、今年の夏も県大会はぶっちぎりで優勝するのではないかと予想しております。
もちろん目標は、東北初の全国制覇です。
仙台育英高校の注目選手
仙台育英高校の注目投手は伊藤樹投手。
最速149kmでプロ注目の右腕投手です。
中学野球で、系列の秀光中学で全国大会準優勝。
高校入学とともに、ベンチ入りを果たすと、春と秋の県大会はともに2連覇。
秋の東北大会も2連覇、夏は昨年の特別大会も入れれば2連覇。
甲子園も1年夏と3年春にベスト4。実績から言っても文句なしのナンバーワン投手です。
球速も145キロを超え、目指すは全国大会優勝です。
夏の甲子園2021予選の宮城県大会準優勝候補予想
夏の甲子園宮城県大会予選の準優勝には東北学院高校が候補になると予想しました。
2年前の春の県大会で初のベスト4進出を果たし、3位決定戦で勝ち、東北大会出場をしました。
その時に、花巻東に勝利し、ベスト8に進出、優勝した弘前学院聖愛に1点差まで詰め寄る大接戦をしました。
コロナで昨年は中止になりましたが、今年の春の県大会もベスト4に進出。
仙台育英戦では、小幡投手が仙台育英打線を翻弄し、8回終了時点まで4-1でリードするという大方の予想を覆す大健闘をしました。
その後、投手が交代し、逆転サヨナラ負けを喫しましたが、仙台育英の須江監督が小幡投手を絶賛していたところを見ると、ダークホースと言えそうです。
しかも、この試合では、仙台育英は伊藤、松田投手が継投するという試合だったにもかかわらず、4点取っているので、今後も期待できそうです。
東北学院高校の注目選手
東北学院高校の注目選手は小幡仁哉投手です。
下手投げで仙台育英の全国屈指とも言われている強力打線を見事なまでに翻弄したところから、この夏期待されております。
仙台育英の1強時代に終止符を打てるのかが最大の焦点ですね。
高校自体は伝統校で、サッカー部は全国大会の出場があるものの、野球部の甲子園出場はまだ1度もないので、初出場の期待がかかっています。
まとめ
第103回全国高等学校野球選手権大会の夏の甲子園2021は8月9日(月)に阪神甲子園球場で開幕して決勝戦は8月25日(水)になる予定です。
高校球児達は、頂点である甲子園出場に向かって地区予選を戦います。
今回は、宮城県予選の優勝候補と準優勝候補を予想しました。
・優勝候補=仙台育英高校
・準優勝候補=東北学院高校
仙台育英高校は、スポーツ校として有名で野球部は甲子園通算50勝41敗の強豪校です。
優勝にはあと一歩及ばなかったものの準優勝は3回あります。
最近では平成27年夏に東海だ相模高と対戦し6-10で破れました。
平成13年春は、常総学院に惜しくも6-7という1点差負け。
平成元年夏は、帝京高に延長10回まで戦って0-2で負けました。
ホント、もう一歩というところで涙を飲んでいるんですね。
東北勢自体が甲子園大会での優勝がまだ無いので仙台育英高校も初の東北勢甲子園優勝に向かって突き進むでしょう。
予選の宮城県大会で準優勝候補として予想した東北学院高校は、春、夏通して甲子園大会出場がまだありません。
しかし今年のチームは仙台育英高と互角に戦えるほどの勢いがあります。
準優勝と予想しましたが仙台育英が油断すると足ものをすくわれる可能性があります。
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