吉田輝星投手は2018年に根尾昂選手の外れ1位として北海道日本ハムファイターズに入団しました。
甲子園大会で大活躍してプロでも有望選手として期待されています。
ただ、現在の状況は入団から3年間は正直、1軍では全く成績は残せていません。
昨年まではすべて先発登板で投げては打たれ2軍に降格。
そんな繰り返しの吉田輝星投手は2022年はかなり期待が持てます。
今回は、日本ハムの将来のエース候補、吉田輝星投手の現在と本来、日本ハムがドラフト1位で指名してクジで外した根尾昂選手の同期ふたりの差はどうなったのか?
そんことについて紹介します。
吉田輝星の現在はもう大丈夫か?
吉田輝星投手は、高校時代の3年夏に甲子園大会に出場し注目と人気を集めました。
秋田の地区大会から甲子園の準決勝までなんと一人で投げぬいて10試合連続完投勝利を挙げた投手です。
それだけにプロ野球の世界でも先発にこだわっていたと思いますがプロの世界では壁にぶつかり活躍出来なかったですね。
しかし2022年はビックボスこと新庄剛志監督のもとで野球をするようになり現在は大きく飛躍しそうな予感があります。
今年は開幕3戦目に先発するなど期待はあったものの結果は、勝ち負け付かず4回3失点という内容。
敗戦投手にはなりませんでしたがチームは4対6でソフトバンクに負けましたからね。
ああ~、2022年も昨年までと同じか~
そう、思っていたファンも多かったと思います。
しかし、そこで2軍で鍛え直すということではなく新庄ビックボスの取った生かし方が、リリーフへの配置転換でした。
これが吉田輝星投手にはうまくハマりましたね(笑)
最初はどうなるかと思いましたが4月21日現在では、中継ぎとして完璧な仕事をしてくれています。
3月は先発登板1度で4回3失点、防御率6.73といういつもの吉田輝星投手という感じでした。
しかしリリーフに回った4月現在は、登板7、すべて中継ぎで9回を投げ失点0、与四球1という完璧な内容。
9回投げて失点0って先発なら完封勝利なんですが、そこが先発と中継ぎの違いなんですよね。
合計9イニング投げて0点に抑えたからといってまたすぐに先発に戻すと打たれる可能性があります。
誰にでも適材適所というのがありますが吉田輝星投手の場合は、高校時代は金足農高では抑えを任せられるピッチャーがいなかったから吉田投手が一人で先発完投として頑張っていたんでしょう。
ただ、日本ハムでは、中継ぎに働き場所を見つけた方がいいでしょうね。
それがこれからも長くプロ野球の世界で生き抜いていく方法だと思います。
吉田輝星投手は現在の地位を守り抜いてほしいですね。
根尾昂の外れ1位が吉田輝星!二人の現在は
吉田輝星投手の場合は、正直、運が悪いところもあります。
本来ならもっと活躍できてもいいはずですが、どうも味方や運に恵まれてないところがあって少しかわいそう部分もあったんです。
ただ、ピッチャーとしてはもう少しピッチングに球威がほしかったり、変化球に磨きをかけて欲しいという本人由来の理由もあります。
ストレート自体はノビのあるものであり、回転もきれいなので、そのまま球威が出るようになればとてもいい武器となるはずです。
変化球もスライダーやカーブといった基本的なものは抑えており、ストレートとの落差をどれだけ出せるかが鍵。
同じドラフト1位の斎藤佑樹投手の時と違い、高卒で入ったので大学で無理をさせなかったのはとてもいいと思います。
たら、ればの世界ですが斎藤佑樹投手も高卒で入っていれば投手寿命が長かったりと、今でも悔やむことがあります。
有名選手が大学に行くのも考え物、吉田輝星選手の場合は、今までの4年間は大学で練習していた期間とも考えられるので、今年からが本当の勝負となるでしょう。
また、去年の秋からは新庄剛志BIGBOSSの指導を受けているので、今年からは1軍で見る機会も増えるはずです。
実際、最初は敗戦処理ですがリリーフ登板し、とてもいい球を投げて活躍しました。
先発にこだわらず活躍できる場所を探ってほしいです。
現在は吉田輝星選手は、まだドラフト1位に見合った活躍はしていません。
しかしよく考えてみてください。
吉田輝星投手は、中日ドラゴンズに入団した根尾昂選手の外れ1位で日本ハムに入団した投手です。
根尾昂選手は強豪大阪桐蔭の出身ですがプロの世界では4年目の現在もいまだにもがき苦しんでいます。
2022年4月現在の状況では、日本ハムは根尾昂選手をくじで1位指名出来たより、外れ1位の吉田輝星投手の方が活躍できています。
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