沖縄県夏の高校野球2022が全国のトップを切って開催されます。
この地方大会で優勝すれば高校球児憧れの夏の甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会)に出場です。
果たして今年(2022年)の沖縄県予選はどこが優勝するのか今から楽しみですね。
そこで今回は直近の成績から優勝候補を予想します。
また、気になる注目選手も紹介します。
沖縄県夏の高校野球2022 優勝候補予想!
夏の甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会)2022に出場するための沖縄県地方予選。
その夏の高校野球大会ですが優勝して甲子園出場の切符を手にするのは沖縄水産高校と予想します。
春季大会の決勝は6-1で沖縄水産が優勝しました🏅沖水・川端主将の「歯を食いしばって練習してきた」という試合後のコメントがこの春を目指してきた彼らの思いを表していました…!試合中、とても良い雰囲気で戦っていたのが印象的でした。
さぁ春の頂点が決まり、いよいよ夏がやってきます!! pic.twitter.com/bVnofkpdeu— 沼尻和樹 (@nu_kazuki0510) April 9, 2022
沖縄水産高校は近年は甲子園出場はありませんが昭和59年夏から平成10年夏まではホント甲子園大会の常連で強かったです。
当時は沖縄県勢の甲子園大会優勝は春夏合わせて無かったので最初の沖縄県勢優勝は沖縄水産高校と思っていたくらいです。
平成10年以降しばらく甲子園出場は無いですが、それが今年は久しぶりに可能性があるんですよね。
どのように可能性があるのか最近の沖縄水産の戦いぶりを紹介します。
沖縄水産高校の秋季大会2021成績
現チームになってからの沖縄水産高校は昨年(2021年)の秋季沖縄県大会が準決勝で優勝候補筆頭の興南高校に7-8と惜しくも1点差負けで敗退。
結局、興南高校は決勝戦で前原高校相手に17-2の大差で勝利し優勝。
沖縄水産高校は3位決定戦で北山高校相手に5-1の完勝でした。
秋季大会は、ホント興南高校と沖縄水産のどちらが優勝してもおかしくなかったんですよね。
準決勝でも両者の対戦は9回表まで沖縄水産が5-2とリードして優勝まであと1イニングというところで9回裏に3点を奪われ延長戦に突入。
13回からは無死一、二塁から始めるタイブレークの戦いになったけど両者とも2点を奪い決着つかず。
14回は沖縄水産は得点が出来なかったんですが興南高校は1死満塁と絶好のにチャンスを作り最後はサヨナラで勝利をつかみ取ったって感じでしたね。
沖縄水産は9回と13回にこの1イニングを抑えれば勝ちという場面だったんですがあと一歩を足りなかった。
高校野球はトーナメント戦なので一勝が大事だし、やはり拮抗していると裏の攻撃が有利な感じがしました。
これ、沖縄水産が後攻だったらまた勝負の行方は違っていたかも知れません。
沖縄水産高校の春季大会2021成績
秋季大会は残念ながらあと一歩のところで涙したわけですが2021年の春季大会は安定感抜群で取りこぼし無しでしたね。
- 準決勝戦では秋季大会準優勝の前原高校に6-4で勝利。
- 決勝戦では甲子園大会常連の強豪校、沖縄尚学相手に6-1の完勝で優勝でした。
ただ、夏の甲子園2022沖縄県予選の優勝予想を沖縄水産に予想しているのですがまったく疑いがないわけではありません。

実は春季大会には、昨年の秋季大会で沖縄大会優勝した興南高校が出場していないんですよね。
トーナメント表には2回戦から与勝高校と対戦する予定だったんですけどね・・・
理由は興南高校野球部から数人の新型コロナウイルスの陽性者が出たようです。
さらに濃厚接触者も確認されているということなので辞退せざるえない状況だったようですね。
2年前はコロナ大会自体が開催されず多くの球児が涙し、やっと大会が行われるようになってもやはりコロナの影響というのは出てくるんですよね。
まあ、春季大会は3年生にとって最後の戦いではないのでまだ切り替えは何とか出来たはず。
ただ、夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)2022の沖縄地方予選は負ければホント高校3年生は終わりですからね。
その意味でも興南高校もがむしゃらに戦ってくると思います。
春季大会沖縄水産の成績
決勝 4月9日
沖縄水産 6-1 沖縄尚学
準決勝 4月2日
沖縄水産 6-4 前原高校
準々決勝 4月1日
沖縄水産 9-2 未来沖縄
3回戦 3月30日
沖縄水産 8-1 西原高校
2回戦 3月27日
沖縄水産 30-1 浦添高校
優勝候補は沖縄水産と興南高校
優勝:沖縄水産高校(夏9回出場)
準優勝:興南高校(夏12回出場)
両校とも甲子園常連組ですが近年は興南高校の方が甲子園出場が多いですね。
興南高校は2010年には元ソフトバンクの島袋投手や現オリックスの大城選手を擁して甲子園春・夏連覇を成し遂げています。
沖縄県勢最初に優勝すると思われた沖縄水産がいまだに甲子園優勝できず沖縄県勢初は現ソフトバンクの東浜巨投手を擁する沖縄尚学でした。
その後、興南高校の連覇に繋がるわけですが沖縄水産高校は近年低迷していますよね。
しかし今年は明らかに違う!
久しぶりの沖縄地方予選優勝、そして夏の甲子園出場に最も近い高校と言っていいでしょう。
そしてそれに次ぐ優勝候補が興南高校ということになります。
夏の高校野球2022沖縄予選の注目選手?
沖縄県は高校野球が盛んな県なので近年はプロ野球選手も多く輩出しています。
プロ野球のキャンプ地が多いということもありますが中学、高校から注目選手はいます。
2022年の現在、沖縄県で活躍しそうな注目選手をピックアップ!
川端南海斗内野手(3年)沖縄水産 右投左打
沖縄水産が秋準Vの前原を下して3年ぶりの決勝。秋の準決勝で興南に9回追いつかれた経験を糧に、今度は踏ん張りきりました。3安打の主将⑥川端南海斗『9回無死満塁は興南戦のまま。乗り越えたら成長出来るとタイムで話し合った。冬はとにかく守備を鍛えてきた。今度こそ九州に行って夏へ繋げたい』 pic.twitter.com/KgftMBR5Ck
— 片野達朗 (@rbcana) April 2, 2022
沖縄水産は破壊力が武器のチームですがその中でも注目選手は主将を務める川端選手です。
春季大会で準々決勝、準決勝、決勝と大事な試合ですべて3安打の猛打賞。
川端選手の活躍が春季大会の優勝に大きく貢献したといってもいいでしょう。
盛島稜大捕手(3年)興南高校 右投右打
興南の大型捕手・盛島 稜大捕手(3年)は、かなりの高評価!/
興南の大型捕手、公式戦5本塁打のスラッガーなど沖縄の逸材のポテンシャルが高い!(高校野球ドットコム) https://t.co/ysGIUJyCrL
— フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) (@shonanmanabiya) March 5, 2022
甲子園大会常連の強豪校である興南高校では注目選手が集まる高校といっていいでしょう。
その中でやはまり目が離せないのは1年秋から4番にどっかりと座る盛島選手です。
185cm93kgという恵まれた体格でプロ注目の強打の大型捕手。
振り切るスイングで長打力がありホームランを量産、今秋のドラフトにも指名は当たり前の選手ですね。
春季大会では野球部員のコロナ感染が複数人いて泣く泣く出場辞退となってしまったがその思いも夏の甲子園沖縄県大会で爆発する可能性があります。
まとめ
今回の記事は夏の甲子園大会2022の沖縄県予選(夏の高校野球)の優勝候補を予想しました。
私の予想では春季大会で優勝した沖縄水産高校が夏の県予選もそのまま優勝。
その他、候補としてあがるのが一番手に興南高校ですね。
次いで沖縄尚学、前原高校といったところになると予想します。
また、今大会での注目選手は沖縄水産高校の川端南海斗選手と興南高校の盛島稜大捕手をあげさせていただきました。
この両選手の活躍が直接チームの優勝に関わってくる可能性があるので要注目です。
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