根尾昂選手と言えば大阪桐蔭高校時代は実力とルックスを兼ね備えたスター選手でした。
甲子園大会では3度の全国制覇を成し遂げ2018年のドラフト会議では4球団競合の末、中日ドラゴンズに入団。
しかしそんな順風満帆と思われた根尾昂選手ですがプロ野球の世界は厳しく3年目(2021年)も期待外れの状況が続き、後半戦は二軍落ちをしています。
根尾昂選手の二軍成績はどうなのか?また同学年の大阪桐蔭最強世代の現在の成績も比較しながら紹介したいと思います!
根尾昂選手(中日)は期待はずれ?
根尾昂選手が中日ドラゴンズに入団したのは、2019年なので今年で入団3年目なんですが、なかなか良い結果を残してくれません。
根尾昂選手の1年前に話題の新人となったのが北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手です。
二人とも高校時代はスター選手だったんですが、二人ともプロ野球では活躍できずに期待外れとなっています。
そんな二人が現在、二軍落ちしているという現状もプロ野球の厳しさを分かりますよね。
高校野球の場合は、金属バットなので多少、バットの芯から外れても打球はしっかり飛んでくれます。
しかし、プロ野球では、木製バットなのでその対応に苦労する選手が多いんですよね。
木製バットの場合は、ちゃんと芯に当たらないとバットは折れてしまいます。
なので高校時代より、一段とボールの捉え方が難しくなってしまうんです。
根尾昂選手が、期待外れと言われるようになったのは、どうしても木製バットでプロの投手への対応ができていないからなんですよね。
ただ、そうは言ってもまだ21歳の若者です、ひとつきっかけをつかめばいきなり活躍しだす可能性もあります。
現在は二軍落ちして苦労している根尾昂選手ですが、どのような成績になっているのか見てみましょう。
根尾昂選手の現在の二軍成績
根尾昂選手の2021年は、初めて開幕1軍スタートで前半戦終了まではずっと1軍でした。
しかし、一軍での成績は67試合に出場して打率.169、本塁打1本、打点13、失策2、盗塁は3度狙って3度とも盗塁死でした。
2021年はプロ入り初本塁打も放ったんですが、やはり1割台の打率では、ずっと使い続けるのは難しいですね。
それでもやはり期待の選手ということで与田監督も我慢して使い続けていたんですけどね。
強肩なんで外野守備はいいんですが、守備固めの選手で終わらせる選手では無いので後半戦からは2軍落ちさせて鍛えることになりました。
根尾昂選手の二軍での成績は8月21日現在
10試合に出場して、打率.143、本塁打0本、打点3、盗塁0、三振12、盗塁0、失策2
二軍成績は上記のようになっています。
日本ハムの清宮幸太郎選手もそうなんですが一軍でダメで二軍落ちして、二軍なら成績が上がると思うのは素人考えのようですね。
ファームなら明らかにピッチャーのレベルは落ちるはずです。
それでも2軍成績が1割台って信じられないですよね、成績だけ見ると投手の打率かと思ってしまいます。
いや、打つの好きなピッチャーだと、もっと打ちますからね。
昨年(2020年)は、1軍で9試合出場して打率.087でしたが、二軍成績は打率.238、5本塁打でした。
本来は、今年飛躍の年にしたかったはずですが一軍では結果が出ずに二軍落ちした格好です。
二軍成績で気になるのは、打率が低いのはもちろんですが35打数に対して12三振というのは、かなり多いですね。
二軍レベルでこれだけ三振をしていたら木製バットへの対応というよりプロの投手へのレベルに対応ができていないというのもあるでしょう。
二軍の試合でも期待外れとなると状況はかなり厳しくなってくるでしょうね。
ドラフト1位は特別ですから最初は優遇されます、結果が出なくても一軍で試合に使ってもらえます。
ただ、それにも限度があるので、首脳陣の我慢の限界を超えると二軍落ちになってしまうんですね。
清宮選手も3年目の昨年は1軍での試合出場数は入団以来、一番多かったんですが今季は開幕からまだ1度の一軍からお呼びがかかっていません。
日本ハムがパリーグ独走の最下位であってもです、ポジションが被る中田翔選手が巨人に電撃移籍となったことでもしかしたら1軍に上がってくるかも知れませんが清宮選手も二軍で1割台の成績ですから実力ではないでしょうね。
根尾昂選手からしたら清宮選手は悪いお手本として見なければいけないかも知れません。
ファームでがんばって成績を上げないと来年は、ずっと二軍暮らしかも知れないと危機感を持ちましょうね。
同学年、大阪桐蔭最強世代のプロでの成績
大阪桐蔭高校時代に根尾昂選手を中心に同学年の大阪桐蔭最強世代と言われた中で4人がドラフト会議で指名されプロ野球に入団したました。
プロ入りした根尾昂選手以外の3人の成績を紹介します。
藤原恭大(千葉ロッテマリーンズ)外野手
ドラフト1位
プロ通算成績
打率.258、本塁打7、打点27、盗塁10
2021年は8月21日現在で、39試合出場、打率.281、本塁打4、打点15と十分に1軍の選手として活躍しています。
根尾選手とは、同級生で同じ高校でドラフト1位ということで話題でしたが現在は藤原恭大選手が確実にリードしていますね。
柿木蓮(北海道日本ハムファイターズ)
ドラフト5位
プロ通算成績
1軍登板なし
昨年は、ファームで6試合にリリーフ登板、7イニングを投げて失点0という好成績な昨季だったんですが1軍昇格は無し。
今季は二軍で22試合に登板し防御率6.10、1勝2敗という成績です。
横川凱(読売巨人軍)投手
ドラフト4位
プロ通算成績
4登板、0勝1敗
昨年はプロ初先発で5回1失点と好投し勝利投手の権利を持って降板したがリリーフが逆転され初勝利はならなかった。
ただ、確実に進化しているので2021年は初勝利、いけそうはあります。
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