プロ野球の現役ドラフトとはどんなルール?候補選手は誰なのか予想しました!

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プロ野球

2022年12月2日以降に実施されることがほぼ確実となったプロ野球の現役ドラフト制度。

はじめてのことなので普通のドラフト会議と何が違うの?と思っている人もいるでしょう。

そこで今回はプロ野球の現役ドラフトがどのようなルールになったのか詳しく解説します。

また2022年の候補選手は誰になるのかも予想しました!

球団にとっても選手にとってもメリットであってほしい現役ドラフトはどうなるのかホント楽しみですね。

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プロ野球の現役ドラフトとはどんなルール?

ドラフトといえば、一般的にはプロ野球ドラフト会議のことであり、毎年10月に行われています。

対象となるのは、高校生、大学生、社会人といったアマチュアの選手です。

それに対して、現役ドラフトの対象は現役のプロ野球選手となります。

 

チーム事情などによってなかなか試合に出ることができずに埋もれている選手を、他球団に移籍させることで、活躍する場を与えることが現役ドラフトの目的です。

まだ草案の段階ではありますが、今年(2022年)に行われるであろう現役ドラフトの基本的なルールは、「各球団は2人以上の選手を候補選手として選出し、他球団から選手1人を獲得する」というものです。

 

指名順については、最初に入札を行い、最も人気の高い選手が在籍する球団に1番目の指名権が与えられます。

例えば、巨人に所属するA選手に対する入札が最多だった場合、まず始めに指名できるのは巨人です。

そして、巨人がソフトバンクのB選手を指名すると、指名権がソフトバンクに移ります。

ソフトバンクが阪神のC選手を指名すると、指名を受けた阪神に指名権が移り、これを繰り返していくことで、全球団が指名できるようにします。

 

すでに指名の終わった球団の選手が指名された時は、そこからリスタートです。

つまり、もう一度、入札数を比べることで最初に指名できる球団を決めることとなります。

指名順位を高くするためには、需要のある選手を候補とする必要があり、指名順位が高い方が、当然、欲しい選手を獲得しやすくなるでしょう。

そのために、チーム事情などをよく考えて、適切な選手を候補とすることがポイントです。

 

FAや普通のドラフトもそうですがルールを知れば知るほど各球団の戦略が必要になってくるのが分かります。

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現役ドラフト2022の候補選手予想!

2022年の現役ドラフトで誰が候補選手になるのか予想しました。

当たり前のことですが、チームの主力として活躍する選手を候補とするわけにはいきません。

一方で、指名順位を高くするには、他球団から人気のある選手を選ばなければなりません。

 

これらを考慮すると、将来性はあるがまだ芽の出ていない若手や、実績はあるが出場機会は減ってきている中堅の選手が候補として選ばれると思われます。

今回は各球団から1人ずつ、現役ドラフトの候補となりそうな選手をピックアップしました。

ヤクルトの候補選手

寺島成輝(投手、24歳、高卒6年目)

履正社高校からヤクルトに鳴り物入りのドラフト1位入団した寺島選手ですが、プロでは1軍の戦力になりきれずにいます。

2020年に1軍で30試合に登板して防御率2.48という好成績を残したものの、それ以外のシーズンではわずか数試合の出場に留まっています。

貴重なサウスポーとして注目している球団は少なくないでしょうし、年齢的にもこれから化ける可能性はあるはずです。

横浜の候補選手

細川成也(外野手、24歳、高卒6年目)

右の長距離砲として期待されてきましたが、なかなか結果には結びついていません。

加えて、佐野選手、桑原選手、オースティン選手など、チームの外野の層は厚く、入り込む隙がないのが現状です。

1軍でのチャンスを与えることで覚醒することもあるでしょう。

右の長距離砲はどのチームも欲しい存在です。

広島の候補選手

中田廉(投手、32歳、高卒14年目)

中田選手は通算267試合に登板し、3連覇にも貢献するなど、長年にわたって広島のブルペンを支え続けてきました。

しかし、矢崎選手や森浦選手など新戦力が台頭したのもあって、今年は試合に出られていない状況が続いています。

即戦力として期待できるだけに、中継ぎが薄いチームは手を出す可能性があります。

阪神の候補選手

江越大賀(外野手、29歳、大卒8年目)

長打力が売りの右打ちの外野手です。

2016年には72試合に出場して7本のホームランをスタンドに放り込んでいます。

それ以降は試合数もホームラン数も減少。

持ち味の長打力を活かして、試合数を増やしていきたいところです。

巨人の候補選手

桜井俊貴(投手、28歳、大卒7年目)

通算110試合の登板の経験がある桜井選手は、先発と中継ぎのどちらでも役割をこなせる器用さを持っています。

ただ、通算の防御率がやや悪いところは他球団からすると、気になるところかもしれません。

即戦力としてすぐに投げられることは間違いないので、その点はプラスに働くでしょう。

中日の候補選手

石垣雅海(内野手、23歳、高卒6年目)

まだまだ粗い部分の方が目立ちますが、右のロマン砲として期待できます。

これまでには際立った成績を残せていない一方で、もっと打席に立たせてみたいという魅力を感じさせる選手です。

ポジションは異なりますが、去年のドラフトで複数人の右打ちのバッターを獲得したので、石垣戦選手が外に出される可能性は十分にあります。

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西武の候補選手

十亀剣(投手、34歳、社会人から11年)

登板経験、結果、ともに申し分ない成績を残している、ベテランの域に入ってきた投手です。

しかし、水上選手や平良選手がずば抜けた結果を出しており、年齢もあいまって中継ぎとしての立場は厳しくなるかもしれません。

また、西武は複数人の主力野手のFAを控えているので、流出に備えて、野手の人数をできるだけ減らしたくないと考える可能性もあります。

もし十亀選手が候補に選ばれたなら目玉となるような存在ですので、指名権の優先のために思い切って放出するかもしれません。

ソフトバンクの候補選手

田中正義(投手、28歳、大卒6年目)

ドラフト1位として大いに期待されながら入団した、身長188センチの大型投手です。

残念ながら、これまでの様子を見ると、期待に応えているとは言えないものとなっています。

2021年の18試合で防御率2.16というのが最高成績です。

素材は素晴らしいだけに、このあたりで見切りをつけ、他球団に渡すという判断も悪くはないでしょう。

楽天の候補選手

オコエ瑠偉(外野手、25歳、高卒7年目)

甲子園での活躍で全国区となったオコエ選手ですが、日本人離れした身体能力は抜群です。

調子の波が一定ではないことと、野球以上にプライベートの部分が悪目立ちしてしまうことがあるのがもったいないです。

心身ともに鍛えてくれる指導者と巡り合うことができれば、大きな変化を引き起こすかもしれません。

オリックスの候補選手

西村凌(外野手、26歳、社会人から5年目)

西村選手は右打ちの外野手です。

オリックスの外野には吉田選手、福田選手、杉本選手といった実績組に加えて、高卒で入団してきた元選手、来田選手、池田選手などがいるため、26歳の西村選手に回ってくるチャンスは少なそうです。

今季、ファームでは打率.324と結果を出しているだけに、候補に選ばれた場合には、欲しい球団がいくつか現れるかもしれません。

ロッテの候補選手

平沢大河(内野手、24歳、高卒7年目)

最後の甲子園でプロのスカウトを驚かせ、ドラフト1位でプロ入りした強打のショートです。

良いものを持っているだけに、結果に結びついていないのがもどかしく感じます。

強打のショートの価値は高くなるでしょう。

坂本選手の後継を探したい巨人や、京田選手に物足りなさを感じている中日が狙ってくる可能性はあります。

日本ハムの候補選手

中島卓也(内野手、31歳、高卒14年目)

盗塁王1回、ベストナイン1回と、実績十分のベテラン選手です。

単純な打力だけなら他の選手に負けることもありますが、守備力と走塁に定評があります。

日本ハムは西川選手、大田選手、秋吉選手を実質的に放出しており、チームの若返りのために中島選手を放出してでも、有望な若手を獲得しにいくという方針を打ち出しても不思議ではありません。

ここまでが12球団の現役ドラフト候補選手の予想でした!

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まとめ

現役ドラフトの細かいルールや、候補選手の年齢などによる制限といった不明な点もありますが、おそらく現役ドラフトはシーズンオフに行われることになるでしょう。

現役ドラフトが実施されれば、外に出ていく選手と新しく外から入ってくる選手が必ず生まれます。

その為、今回は2022年の現役ドラフト候補選手も誰になるのか予想しました!

 

ひいきにしている球団から選手が出ていくのは寂しいことですが、同時に新しい風が吹くことにもなります。

悪い面ばかりではないはずですので、期待して待ちましょう。

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