夏の甲子園大会2021はコロナの影響で2年ぶりに行われます。
奈良県の地区予選の日程は抽選会が7月2日(金)、そして開幕が7月10日(土)に行われ29日(土)が決勝戦の予定です。
野球熱の盛んな奈良県ではシード校が智辯学園、天理、奈良大付、畝傍の4校。
はたして2021年の第103回全国高等学校野球選手権大会は、どこの学校が甲子園へのキップを掴むのか?
今回は、奈良県予選の優勝候補予想と準優勝候補予想をしました。
また奈良県予選の気になる注目選手を紹介します。
夏の甲子園2021予選の奈良県大会優勝候補予想は?
奈良県の優勝校は、智弁学園高校と天理高校に絞られることは間違いありません。
そして、優勝校は智弁学園になると予想します。
奈良県内では、天理高校以外でも奈良大付属高校などの甲子園出場経験のある強豪校がありますが、県大会トーナメントを最後まで勝ち抜くとなると、智弁学園高校と天理高校に絞られます。
今年はこの両高が突出しており横綱クラスで、他校は関脇以下で大関不在ぐらいの実力差を感じます。今年の智弁学園は、2021年春の近畿地方春季大会および選抜高等学校野球大会(春の甲子園大会)の結果をみると、前項でもトップレベルであることは間違いありません。
2021年の近畿地方春季大会は、強豪中の強豪である大阪桐蔭高校を決勝で破り(4対2)優勝しています。
そして、春の甲子園大会でも1回戦で同じく大阪桐蔭高校を破りベスト4でした。
エース小畠投手を中心とした投打のバランスが抜群で、この甲子園大会では大阪桐蔭高校に打ち勝って勝利しています(8対4)。
奈良県代表だけでなく、夏の甲子園優勝も目指せる高校だと思います。
夏の甲子園2021予選の奈良県大会準優勝候補予想は?
奈良県の優勝校は、智弁学園高校と予想しますが、最強のライバルは古豪の天理高校です。
今年は智弁学園が投打にバランスの取れた抜群の戦力を有しているため、天理高校は準優勝で止まるのではと予想します。
天理高校は伝統的に「打の天理」といわれ、得点力のあるチームです。
しかも今年は、達孝太という大会を代表するクラスの好投手がいます。
本来であれば県代表間違いなしの戦力だと思いますが、総合力で智弁学園高校が少し勝ると思います。
2021年の近畿地方春季大会は、準々決勝で大阪桐蔭高校に敗れ5位でした。
そして、春の甲子園大会は、準々決勝まで勝ち進みましたが、両大会ともに智弁学園高校が勝る結果を残しています。
仮に、エースの達投手が疲れの少ない状態で臨めておれば優勝してもおかしくないと思いました。
今年の県大会でも同じことが懸念されると思いますのが、達投手の状態次第では、決勝で智弁学園高校に勝つことも十分ありえると思います。
奈良県大会の注目選手!達孝太(天理)
最も注目するのは、奈良県の天理高校の達孝太投手です。
身長193センチの長身から投げ下ろす150キロ近くの速球は威力抜群です。
春の甲子園大会でも140キロ後半のストレートを投げ込んでいました。
加えて、変化球のコントロールは良いと感じました。球種も、カーブ、カットボール、フォークを使い分けていました。
中でもフォークボールは縦に大きく落ちるので、打者を打ち取るときのフィニッシュボールとしても使えます。
印象に残っているのは、達投手が1年の時です、まだ公式戦に出ておらず無名だったのですが、2019年の秋の大会で大阪桐蔭高校戦に先発し、1点に抑える好投を見せて勝利したことが新聞に載ったことでした。
それ以来、注目選手として気になっていたんですが2020年の春の甲子園大会が新型コロナの影響で中止となり見れなかったのは残念でした。
まだ、伸びしろがあると感じさせる投手で、将来はダルビッシュ選手のような大投手になるのではと期待しています。
まとめ
今回の記事は、夏の甲子園大会2021予選の奈良県大会の優勝候補を予想と準優勝候補予想でした。
また、注目選手として天理高校の達孝太投手を紹介しました。
優勝候補予想として智弁学園高校を上げさせていただいたんですが実力は折り紙付きだと思います。
甲子園優勝常連校の強豪、大阪桐蔭高校に勝ってしまう実力は、奈良の地区予選どころか、そのまま甲子園大会優勝まで行ってしまう可能性は十分あります。
奈良県は高校野球が盛んな上、近畿地区がかなりレベルが高いですからね。
そして智弁学園高校の次に準優勝候補として予想した天理高校も甲子園常連校です。
甲子園通算78勝49負と名門で3度の優勝を誇ります。
2021年の春のセンバツでは準決勝で惜しくも東海大相模高に0-2で負けはしましたが十分全国で戦えるレベルであることを証明しています。
はたして第103回全国高等学校野球選手権大会の夏の甲子園大会に勝ち進むのはどこの学校なのから楽しみですね。
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