明秀日立高校野球部2022注目選手と茨城大会成績

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高校野球

茨城県日立市に位置する明秀学園日立高校は、全日制と通信制の2つの課程を有する私立高校です。

部員数105人という大所帯の硬式野球部は、2018年の春のセンバツで春夏通じて甲子園に初出場し、3回戦まで進出しました。

今年のセンバツにも出場し、この夏の出場で2期連続、そして夏初めての出場となります。

2021年の秋の関東大会で初優勝を飾っており、着実に力をつけてきている発展途上の高校です。

そんな明秀日立の注目選手を紹介するとともに、茨城大会の成績を振り返ります。

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明秀日立高校野球部2022の注目選手

今回は明秀日立高校野球部2022の注目選手で2人の投手を紹介します。

猪俣駿太(3年生、投手、右投左打)

明秀日立のエースピッチャーである猪俣駿太選手は、身長183センチ、体重83キロの本格派右腕です。

ストレートの最速は145キロ、持ち球にスライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップがあります。

セットポジションから左足を引き上げて長い手足を使って投げる、迫力のあるピッチングフォームで、角度のあるストレートが特徴です。

マウンド度胸があり、試合を作ることに長けています。

春から夏にかけて球威が上がった印象で、将来性もあります。

打撃にもパンチがあり、5番を打っています。

関東大会決勝の山梨学院戦では、バックスクリーンに豪快なソロホームランを放ちました。

今年のセンバツでは2試合に先発し、たったの2失点でした。

ただ、2回戦の市和歌山戦では、サヨナラ負けを喫し、負け投手となってしまいました。

その雪辱を晴らしたいという強い思いを持って、甲子園に臨むことでしょう。

石川ケニー(3年生、投手・外野手、左投左打)

日本人の父親とアメリカ人の母親を持ち、ハワイのオアフ島生まれ、投打で注目を浴びる二刀流の選手が石川ケニー選手です。

投げては最速142キロ、打っては高校通算26本、明秀日立のキャプテンも務めており、中心選手であると同時にチームの精神的支柱でもあります。

投打に高い能力を持っていることが彼の魅力ですが、どちらかといえばバッティングの方に適性があるように見えます。

バットを立てた楽な構えから右足を高く上げてコンパクトに振り抜き、鋭い打球を広角に飛ばせるところは、やはり並の打者ではありません。

投手としては、スライダー、カーブ、カットボール、スプリットを操ります。

茨城大会では12.1イニングを投げて、防御率0.73を記録。

左投の投手は貴重な存在であり、先発や中継ぎなど重要な役割をこなし続けています。

頼れるキャプテンが、そのスイングで、ピッチングで、この夏もチームを鼓舞します。

明秀日立高校の茨城大会成績

2回戦 明秀日立 10-0 江戸崎総合 5回コールド
3回戦 明秀日立 11-1 古河一 5回コールド
4回戦 明秀日立 13-4 鹿島学園 7回コールド
準々決勝 明秀日立 9-6 竜ヶ崎一
準決勝 明秀日立 8-1 境 7回コールド
決勝 明秀日立 4x-2 土浦日大

攻撃面では、チーム打率.404、平均得点9.2点、総本塁打数6本、平均盗塁3.2個といった成績を残しています。

明秀日立の最大の特徴は、その圧倒的な攻撃力にあります。

打率、得点、本塁打、盗塁、どれをとっても高いレベルです。

圧巻なのは、本塁打数。

6本という多さもさることながら、驚くべきは全て異なる選手が打ったということ。

石川選手、猪俣選手、佐藤光成選手(3年生)、武田一渓選手(3年生)、伊藤和也選手(3年生)、柴晴蒼(2年生)がそれぞれ本塁打を記録しています。

突出した打力に足を絡めた攻撃が武器です。

バントやスクイズを使うこともあります。

守備面では、平均失点2.3点、平均失策0.8個といった成績をマーク。

投手陣の中心は猪俣選手、石川選手の二人です。

猪俣選手が長いイニングを、石川選手が短いイニングを消化する役割を担い、この二人での継投で試合を進めることが多いです。

石川選手は自分たちのことを「二人で一つ」というふうに表現しており、猪俣選手は右投げ、石川選手は左投げ、とタイプの異なる彼らの使い方がポイントとなるでしょう。

まとめ

石川選手や猪俣選手、大型外野手の佐藤選手を軸とした打線は強力で、全国でも屈指のレベルにあります。

今年のセンバツの初戦、鹿児島代表・大島高校のプロ注目左腕、大野稼頭央選手(3年生)から8点を奪ったその実力は疑う余地がありません。

一方、投手陣の中心の猪俣選手と石川選手は打撃でも重要な役割を担っていることから、負担が大きいことが予想され、勝ち続けるには二人だけでは厳しいところがあるかもしれません。

しかし、キャプテンでもある石川選手がまとめるチームの結束は固いです。

それを裏付けるエピソードがあります。

茨城大会の決勝、土浦日大戦、2-2の同点で迎えた9回裏2アウト2塁の場面で、打席に入ったのは佐藤選手でした。

佐藤選手はこの日、4打数無安打。

この結果を考慮して、監督は佐藤選手に代打を送ろうとしました。

その監督に意見したのは、明秀日立の選手たち。

選手たちは代打を送るのではなく、佐藤選手に打たせることを主張しました。

それを聞いた監督は翻意し、打席に入った佐藤選手は見事サヨナラホームランを放ち、仲間の期待に応えてみせたのでした。

自分たちの頭で考え、監督に意見を言えることは、素晴らしいの一言。

その鍛えられたチーム力を武器に、勝利を重ね、強豪校との差を少しずつ埋めていきたいところです。

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