野球のサイン盗みはなぜダメ?ルールと防止機器で出し方が変わる! | 紋別市の観光旅行から人生は変わった

メジャーリーグ

野球には他のスポーツと違って細かいルールがとても多くあります。

やっていいこと、いけないこと、普段草野球をしている人ですら分からないことがります。

インフィールドフライ分かりますか?

まあ、今日はそんなことじゃなくてサイン盗みについてです。

でもサイン盗みってなぜダメなの?と疑問に思っている人もいるかも知れません。

そこで今回はサイン盗みのルールと2022年新しくメジャーリーグで導入されたバッテリーのサイン伝達電子機器について。

また今までの捕手のサインの出し方と何が違うのか?詳しく紹介します。

野球のサイン盗みはなぜダメなのか?

野球のサイン盗みはなぜダメなのか?いきなり結論を言うと試合の勝敗に大きく影響するからです。

スポーツマンシップにのっとり正々堂々戦う!という観点からもサイン盗みは正々堂々と戦っていないということですね。

メジャーでは、ワールドシリーズを制覇したアストロズのサイン盗みが発覚して大きな話題となりました。

サイン盗みを続けば勝つ確率が高くなり、優勝する。

メジャーでも日本プロ野球でも優勝すれば莫大なお金が動きます。

お金の問題だけじゃなくても、一生懸命努力してがんばって試合に出場した相手ピッチャーが不利な状態になるのは間違いありません。

サイン盗みのルールとは

サイン盗みという行為については実は野球規約の上では明確なルール、規定というのは設けていません。

だからといってサイン盗みやサイン伝達が許されるわけであはありません。

日本ではプロ野球、高校野球、大学野球、社会人野球とありますが各連盟によって申し合わせや指導要項がありサイン盗みは禁止しています。

プロ野球の場合

  • セントラルリーグは「アグリーメント」としてサイン盗みを禁止。
  • パシフィックリーグは「監督宣言で」でサイン盗みを禁止。
  • 発覚時した時はコミッショナーにより出場停止処分の制裁対象。

高校野球の場合

  • 1998年に日本高野連より「マナー向上」の指導要綱あり。
  • サイン盗みが行なわれた時は審判員が注意しますが罰則規定はなし。

大学野球の場合

  • 全日本大学野球連盟より「マナーアップに関する取り決め事項」あり。
  • 罰則規定はないが全日本大学野球選手権での試合は退場処分の対象となる。

社会人野球の場合

  • 日本野球連盟より「スピードアップ・マナーアップ要綱」あり。
  • 監督の退場も含む罰則があります。

メジャーリーグのサイン盗みは場合によってはダメじゃない

メジャーリーグもサイン盗みは大きな話題となっています。

しかし驚くことにすべてがダメというわけではありません。

メジャーリーグで認められているサイン盗みとは

  • 三塁のベースコーチが出すサインは盗んのも禁止ではありません。
  • 二塁ランナーがキャッチャーのサインを盗むのも禁止ではありません。

※しかしキャッチャーのすぐ近くにいるバッターがサインを覗き見る行為は禁止です。

これはちょっと衝撃的な事実ですね。

だからメジャーではサインを盗まれないようにする苦労が日本より多いということです。

サイン盗み防止機器って何?

日本よりサイン盗みが簡単に行われるメジャーリーグ。

そうなると出るべくして出たというのが正直な感想。

出ました!サイン盗みを防止する最新機器。

サイン伝達電子機器「ピッチコム」が2022年メジャーリーグ開幕戦から登場します!

いや~素晴らしいですね。

バッテリー間のサイン盗みを防止するのに役立ちますがそれだけではありません。

投手が何度も見直す必要がないので試合の時間短縮にもあります。

コースや球種を選択するボタンは9つあって最初からプリセット済みのありがたさ。

その他の詳しい機能はこちらで詳しく紹介しています。

ピッチコムは指での出し方と何が変わる?

サイン伝達電子機器はウェアラブル端末「ピッチコム」と超ハイテクです。

アナログの捕手が指でサインを出す出し方とは大違い。

確実にピッチコムを使った方がピッ、ポッ、パッで済むので早くて便利でサイン盗み対策もばっちりで使わない手は無いです。

だから現場のメジャーリーガ―も100%使うと思っていたんですが現段階では決まっていません。

ということはアナログを好む投手や捕手もいるのか?

指で出すサインの出し方

昔の野球はストレートに変化球はカーブ、シュートしか投げれない投手も多かったです。

なのでキャッチャーのサインの出し方もそこまで複雑ではありませんでした。

しかし今は変化球も多種類になりそれを覚えるだけでも大変。

また、バッテリー間でのサインの出し方は球種だけではありません。

ノールックで2塁へ牽制とか、ホームに投げる以前もサインもあります。

さらに指を何本立てれば何のサインという単純なものじゃなくて

指を3パターンくらい見せてその合計がサイン球という出し方もあります。

笑い話かどうかは知りませ捕手の出したサインの算数が分からなくて2軍に落ちた投手がいたようです。

まあ、バリバリの投手ならそれで落とされることは無いでようけど当落選上のピッチャーだと無い話じゃないような気がします(笑)

そんな日本プロ野球のピッチャーはメジャーで一足先に導入したサイン伝達電子機器「ピッチコム」の日本導入が待ち遠しいでしょうね。

それまで自由契約になっていなければいいですが(笑)

まとめ

今回の記事は野球のサイン盗みはなぜダメ?

そしてルールとメジャーで登場した防止機器の紹介。

将来的に消えるかもしれないアナログ的なキャッチャーのサインの出し方について紹介しました。

野球はスポーツ、あくまでスポーツマンシップにのっとってやってもらいたい。

だからサイン盗みはやめて欲しいですね。

正々堂々と戦って勝利しましょう!

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